アカエラミノウミウシ属

たぶん『アカエラミノウミウシ』。




アカエラミノウミウシ(sakuraeolis-enosimensis)

1996.12.14 大瀬崎・湾内

2つの薬用成分で8個効果効能!発毛促進剤「薬用グローリン・ギガ」

図鑑とか見ても、そう名付けられているだけで、
「どうして、この仲間なのか」
「どうして、この分類なのか」
「どうして、この名前になったか」
などと解説されているものはあまりないですよね? 会ったら買いたいです。(^^;
まぁ、『種』が変わることはないでしょうから、多分『アカエラミノウミウシ』と言うことで。(^^;

大瀬崎では、春濁りの頃、藻類とか探すと結構居ると思います。
何故かその頃かなりの数になるのですが、夏頃にはあまり見かけなくなるのはどうしてでしょうかね? (^^;
水温が高くなりすぎるので、深場に移動するのかな?
でも、あまり深いと食べ物がない気もしますが?
いずれにしても、年中見かけるって感じではなかったと思います。
まぁ、これは湾内の話で、大瀬崎の外海を広範囲に探すと居るのかも知れませんが。。。

このウミウシもかなり目立つ色合いですよね。(^^)
写真のように藻類に居ることが多いですが、岩の上を這っていることもあります。
この派手さで、地味な藻類や岩の上を這っていても、捕食されることが無いと言うことは、食べる方にはデメリットが多いと言うことなんでしょうかね?

『ミノウミウシ』の仲間ってかなりの数が居ると思うんですが、このミノは何か意味があるのでしょうか?
どういうメリットがあって、このミノを背負っているのかいつも不思議に思います。
陸上動物の場合、こう言うトゲトゲ科ある動物は、
「熱交換に有利」
とか、
「敵から身を守る」
とか、
何らかの明確な理由があり、(と言うか、そう言う説明を受けたりしますよね? (^^;)何となく納得できるのですが、水中だと熱は関係なさそうだし、こんなふにゃふにゃなミノだと、これ自体で、的から身を守ったり出来ないと思うので。
鳥類とかだと、
「メスの気をひくために」
とかあるのでしょうけど、ウミウシの場合、雌雄一体ですからねぇ? (^^;
一体、何のために。。。(^^;
謎は深まるばかりです。(^^;
まぁ、我々人間から見ると、なんでこんな格好になっているのかな? とか思いますが、実はもの凄く考え込まれてこう言う形に進化したとも言えるので、何か意味があるのでしょうね?
「まさに、神の創造物だなぁ」
って思う時もしばしばありますから。

ではまた。(^^)/~~~


 

界■動物界(Animalia)
-門■軟体動物門(Mollusca)
--綱■腹足綱(Gastropoda)
--亜綱■直腹足亜綱(Orthogastropoda)
---上目■異鰓上目(Heterobranchia)
-----目■裸鰓目(Nudibranchia)
-----亜目■ミノウミウシ亜目(Aeolidina)
------上科■オオミノウミウシ上科(Aeolidioidea)
--------科■ヨツスジミノウミウシ科(Facelinidae)
---------属■アカエラミノウミウシ属(Sakuraeolis)
----------種■アカエラミノウミウシ(Sakuraeolis enosimensis)



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