アナハゼ（Pseudoblennius percoides）

『アナハゼ』

2018-04-06

1996.12.02　大瀬崎・湾内

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アナハゼ（Pseudoblennius percoides）ですかね。
貪欲な魚ですが、さすがにこの季節になると、獲物自体が少なくなるので、それを知っているのか、無駄に動くようなことは無いです。温かい時期はとてもフレンドリーなんですが、寒さと飢えであまり元気がありません。
本のすこし前まで、人間もこうだったのでしょうね。寒さと飢え。泣けますよねー。(ﾉω･､)
それでも冬の魚は、脂がのっていて美味しいものが多いのは、やっぱ、脂肪を蓄えているのでしょうかね？
と言うことは寒さはダイエットの敵とも言えますよね。(笑)
当然、冬場の魚のように、動かないというのもダイエットの敵ですよね。。。(^^;

この頃のアナハゼって、産卵期で交尾の準備をしています。交尾は、魚の産卵としては珍しいと思います。大抵は、メスが産んだ卵に精子を振り掛けるみたいな感じが多いと思うのですが、カジカの仲間は交尾します。
つまり、オスはペニスを持っていて、メスと交尾して、メスの体内で受精します。その受精卵をカイメンなどに産み付けます。
どうしてこの魚の仲間だけがこのような産卵方法をとるのか知りませんが、なんだか不思議ですよね。

でも、もの凄く小さい幼魚を見かけないのはどうしてなんだろうか？　(^^;　それも不思議。(^^;

ではまた。(^^)/~~~

界■動物界（Animalia）
－門■脊索動物門（Chordata）
－亜門■脊椎動物亜門（Vertebrata）
－－上綱■有顎上綱（Gnathostomata）
－－－－－■魚類（Pisciformes）
－－－－－綱■条鰭綱（Actinopterygii）
－－－－－－目■スズキ目（Perciformes）
－－－－－－亜目■カジカ亜目（Cottoidei）
－－－－－－－－科■カジカ科（Cottidae）
－－－－－－－－－属■アナハゼ属（Pseudoblennius）
－－－－－－－－－－種■アナハゼ（Pseudoblennius percoides）