サクラダイ属

『サクラダイ』のメスじゃろうて。




サクラダイ(sacura-margaritacea)

1997.05.18 大瀬崎・一本松

前回は、サクラダイのオスと性転換について画きましたが、今回はメス。
こんな姿をしてます。
キレイですよねー。
しかも群れていたりしますから。(^^)
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ハナダイは、メスが大人になって、群れの中で一番大きなメスがオスになるのですよね?
これはクマノミとは、全く別のパターンです。
どちらの性転換の方がお得なのでしょうかね?

ハナダイの場合、群れの中で一番大きなメスがオスになるので、メスがいっぱい居て沢山の卵を産むことができますよね。
あと、メスで産卵しちゃうと、もう、ずっとメス、と言うことは無く、小さな娘の頃に卵を産んで、やがて大きくなったらオスになると言う、裏技的なことをやってのけるので、もの凄く効率が良いです。
まぁ、効率はすごく良いんですが、一般的に自然界によくあるような、
「強いオスの子を残す」
という訳には、いかないのでしょうよ。
「デカイオスの子を残す」
ことはできても強い子は、、、(^^;

そう言う意味では、クマノミの戦術の方がすごい気がしますね。
ペアリングして産むようですから、強いオスを選べるのでしょうね?
魚とか、もの凄い数の卵を産むので、ハナダイに比べてそんなに不利だとは思えません。


ただまぁ、ハナダイの、子供を産んだメスが後々オスになると言う戦略にはちょっと驚かされましたよね? (^^;
「その手があったかっ!!!」
って、感じです。(^^;
人間もこれができれば、少子化なんてどうってこと無いのですが。。。
まぁ、女性がオッサン化しているのは間違いはなのでしょうけど。。。(^^;
と言うか、若い女性(小学生くらいでも)がオバハン化してませんか? (^^;
そっちの方が心配ですわ。。。(^^;
要らんこと書いちゃったかもなぁ。。。

まぁ、とにかく、地球上の生物は、性転換するものの方が多く、しかもその戦略は多岐にわたり、ビックリさせられることが多い、と言うことですわ。

ほでは、また。(^^)


界■動物界(Animalia)
-門■脊索動物門(Chordata)
-亜門■脊椎動物亜門(Vertebrata)
--上綱■有顎上綱(Gnathostomata)
-----■魚類(Pisciformes)
-----綱■条鰭綱(Actinopterygii)
------目■スズキ目(Perciformes)
------亜目■スズキ亜目(Percoidei)
--------科■ハタ科(Serranidae)
--------亜科■ハナダイ亜科(Anthiinae)
----------属■サクラダイ属(Sacura)
-----------種■サクラダイ(Sacura margaritacea)

■■■ 参考にさせていただいた、ご本。 ■■■

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