『ベニカエルアンコウ』かどうかは解りません。(笑)

2018-05-03

1997-05-17　大瀬崎・岬の先端

ベニカエルアンコウ（Antennarius nummifer）かなぁ？　(^^;
まぁ、カエルアンコウの仲間だよ、ってことで。。。(^^;

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そんな事より、今回のは、エスカ（疑似餌）降っている最中です。(^^)
解りますか？
口の上と目の上のとがったところの間にエスカがあるでしょう？

このエスカ（疑似餌）をフリフリして、まるで生きている小動物のように見せかけて、これを捕食しようとする捕食者を、実は、このベニカエルアンコウが捕食するという、何とも摩訶不思議な捕食行動なのであります。(^^;

人間からすると、とても成功するとは思えないような、アホっぽい行動ですが、割と成功するのでこの手法が脈々と続けられているのだと思われます。(^^;

我々が釣りをするときも最近は疑似餌（ルアーとか）使うことが多くなりましたが、初めてルアーを見たとき（小学３年生くらいでしたから５０年ほど前の話）、
「こんなん、魚と全然似ていないのに、釣れるわけないやん！　(^^;」
と、思いましたが、、、
釣れるのですよね。これが。。。(^^;

実は、疑似餌が、その元の動物に似ているかどうかはあまり関係なく、、、
疑似餌は、元の動物の動きに似ているかどうかで、捕食者は食いつくのだと思います。

言い換えれば、ねこじゃらしと同じで、あれも動かないとネコは行動に出ないです。
また、動かし方がヘタな人だと、すぐに飽きられちゃって相手にしてくれません。
でも、上手な人だと、ネコは本気モードに入った状態になり、かなり長時間遊ぶことも可能です。

要は、動きなんですね？　(^^)
ルアーで魚が釣れない人は、ルアーのせいじゃなくて、ルアーの動きだと思った方がよいです。(^^;
ねこじゃらしでネコと遊べない人は、ルアー釣りにも向いていないのかなと。。。(^^;

このベニカエルアンコウの釣りを見ていても、相手が興味を示さないと、エスカの振り方を変えたりするので、すごく感心させられます。
振る方向や間隔、速度など、色々変えて相手が興味を示すように振り直すのですよね。
「もの凄い戦略家なんだなぁ。。。(´･ω･`)」
と感心させられます。

魚から学ぶことも多いのだと思います。(^^)

ではまた。(^^)/~~~

界■動物界（Animalia）
－門■脊索動物門（Chordata）
－亜門■脊椎動物亜門（Vertebrata）
－－上綱■有顎上綱（Gnathostomata）
－－－－－■魚類（Pisciformes）
－－－－－綱■条鰭綱（Actinopterygii）
－－－－－－目■アンコウ目（Lophiiformes）
－－－－－－－科■カエルアンコウ科（Antennariidae）
－－－－－－－－属■カエルアンコウ属（Antennarius）
－－－－－－－－－種■ベニカエルアンコウ（Antennarius nummifer）