カゴカキダイ属

群れでよく見られる『カゴカキダイ』。




カゴカキダイ(microcanthus-strigatus)

1996.11.09 大瀬崎・湾内

黒酢を超えた「黒にんにく酢」で朝から元気に!

大瀬崎では、ごく普通に観察できる魚だと思います。周年を通して安定して見られますよね。(^^) 群れで居ることが多いし、割と派手な色なので初心者にも喜ばれるのですが、なにせ周年群れで居ますから、飽きられちゃうのですよね。(^^;
まぁ、確かに、珍しい形をしているわけでもなく、おかしな動きをするわけでもなく、見慣れればただの魚ですからねー。(^^;

でも、分類によると『イスズミ科』>『カゴカキダイ属』>『カゴカキダイ』と、1属1種のようです。つまり、ごく近い仲間は居ないと言うことですかね?
遠い親戚に、姿形の違う、
『メジナ』さんや、
『タカベ』さんがいらっしゃるという感じなので、
ある意味、もの凄く独特な魚と言えるのかも知れませんよね? (^^;
つか、、、
個人的には、かなり無理のある分類だと思われ。。。(^^;
(カゴカキダイ科としても良い気がするのですが? (^^;)
だって、見た目、『チョウチョウウオ』の仲間と思いませんか?
どう見ても? (^^;
これがなんで? (^^;
って、感じですよね? (^^;
どうやら、子供の頃の育ち方が違うらしく『チョウチョウウオ』の仲間とは別とされて居るみたいです。『チョウチョウウオ』の仲間は、幼魚の頃身を守るため『トリクチス幼生』という時期を過ごすんだそうです。でも『カゴカキダイ』はそんな育ち方をしないので、別の種類とされているのでしょうね?
それにしても、しつこいけど、どう見ても、『メジナ』や『タカベ』の仲間というのにはなじめません。。。(^^;


食味ですが、まぁまぁ美味しかった思いがあるのですが、塩焼きだったのであの縦縞がそのまま残っていて、抵抗感が強かった気がします。

釣りですが、比較的浅場を群れで回遊していることもあって、サビキ釣りとかで釣れてきます。
わざわざ狙う人も居ないと思いますが、釣れるとリリースせずにバケツに入れたりするので、オラには、理解できません。。。(^^;
食味のところに書いたように、どうもあの模様が食欲をそそらないので、オラ的には、リリースです。
ま、子連れのサビキ釣りなんて、食べるのが目的でなく、体験なのかも知れないので、そんな物かも知れないですけど、でももし体験させているのなら、命の大切さを教える意味でも、食べない魚はリリースすると言うのが正解なのではないかと思います。
バケツの中で、死なせておいて、帰るときにゴミのように海に捨てる。
というのは、子供の経験としていかがなものかと思います。
『鉄腕!DASH!!』で使っているような、観察用のケージが売られているので、観察したり写真に撮ったりして、元気なうちに逃がしてあげてほしいです。

ではまた。(^^)/~~~


界■動物界(Animalia)
-門■脊索動物門(Chordata)
-亜門■脊椎動物亜門(Vertebrata)
--上綱■有顎上綱(Gnathostomata)
-----■魚類(Pisciformes)
-----綱■条鰭綱(Actinopterygii)
------目■スズキ目(Perciformes)
------亜目■スズキ亜目(Percoidei)
--------科■イスズミ科(Kyphosidae)
---------属■カゴカキダイ属(Microcanthus)
----------種■カゴカキダイ(Microcanthus strigatus)

■■■ 参考にさせていただいた、ご本。 ■■■

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