ハコフグ属

『ハコフグ』の幼魚。

ハコフグ(Ostracion immaculatus)

1993.11.06 大瀬崎・湾内

たぶん、ハコフグだと思われ。。。
色で判断できないけど、ミナミハコフグは、もっと黄色かったような。。。
あと、黒い斑点がもっと大きくて全体に可愛いんだよね? (^^;
灰色の斑点もミナミハコフグにはないよね?

幼魚と書きましたが、割と大きいです。
3センチくらいかな?
ハコフグやミナミハコフグはかなり小さな幼魚から見かけますよね?
前に、
「キンチャクダイのもの凄く小さいのは見ない」
みたいなこと、書きましたけど、ハコフグはかなり小さな、たぶん5ミリくらいの幼魚から見かけるような気がします。
「フグの仲間だから、毒があるので捕食されない」
とか思ったのですが、
ハコフグやミナミハコフグは、フグ科ではなくハコフグ科なので、毒(テトロドトキシン)は持っていないようです。
「じゃー、なんで、こんな小ささで目立つ色して襲われないのかなぁ?」
と、考えたのですが、ひょっとしたら、もの凄く殻が硬いからかも知れません。
浜辺とかに打ち寄せられた流木とかの近くで、ハコフグの死骸を見たことはないですか?
あれ?
あれは、コンゴウフグだっけかな? (^^;
まぁ、でも、たぶん殻が固いんでしょうよ。
そうしておきましょう。ウンウン。。。
と、思ったのですが、実は、皮に毒があるようです。(^^;
毒はパフトキシンってヤツらしくて、この毒があるために、同じ水槽で別の種類の魚が飼えないらしいです。
むーーー、しかも、毒を出した自分自身も毒にかかるのかー?
難儀なやっちゃなぁ。。。(ノω・、)

ハコフグ(Ostracion immaculatus)

1993.11.06 大瀬崎・湾内

同じ個体の別写真です。
尻尾を入れて3センチくらいだったと思います。
可愛いわなー。(^^)
魚はどうだか知りませんが、陸上の動物の赤ちゃんがカワイイのは、
「敵から襲われないため」
と言う話を聞いたことがあるのですが、魚にも当てはまる気がしますよね? (^^)

ではまた。(^^)/~~~

界■動物界(Animalia)
-門■脊索動物門(Chordata)
-亜門■脊椎動物亜門(Vertebrata)
--上綱■有顎上綱(Gnathostomata)
-----■魚類(Pisciformes)
-----綱■条鰭綱(Actinopterygii)
------目■フグ目(Tetraodontiformes)
-------科■ハコフグ科(Ostraciidae)
-------亜科■ハコフグ亜科(Ostraciinae)
---------属■ハコフグ属(Ostracion)
----------種■ハコフグ(Ostracion immaculatus)

-ハコフグ属
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