ムチヤギ属

『エダムチヤギ』ということで。(^^;

エダムチヤギ(Ellisella plexauroides)

1993.03.27 大瀬崎・一本松

ムチヤギっぽいのにも種類があるらしく、これがそうかどうか解らないですけど。。。(^^;
これ自体が好きなダイバーは少ないのかも知れませんが、これに付く他のエビや魚が人気だったりするので、
「どこどこのムチヤギになになにが居た」
と言う感じで、まぁ、目印のような使い方をされるというか。。。(^^;

分類で言うと、
刺胞動物門>花虫綱>ヤギ目>ムチヤギ
と言うことです。
まぁ、ざっくり言うと、クラゲとかサンゴとかそう言う動物のひとくくりになって居るわけで。

この写真で、花のように見えるのが『ポリプ』って、呼ばれてます。
んで、この写真で、ポリプがなく、小さな黒い点々になって居るところは、そのポリプがなにものかに食されてしまったあとなわけです。
ですので、この周りをよく観察すると、エビやらハゼやらが見つかることがあるというわけです。

この食べられてしまったポリプですが、割とすぐ再生されるようです。
この花びらに見える部分が『触手』で、プランクトンとか捕まえて食べるんだよね? きっと。
この『触手』が八本あるので『八放サンゴ亜綱』という、亜綱に分類されて居るみたいです。
このポリプは何科に触れると、食虫植物のように閉じるというか縮むというか、
しぼんじゃうのですが、少し時間が経つとまた開いてきます。

よく似た生物に『ムチカラマツ』というのが居るのですが、触手の部分がこう言う感じではなく、もっと、イソギンチャクっぽいと言うか、ちょっと見た感じが違うので、比べてみるとすぐに解ると思うんですが、オラ的には、未だに、なかなか区別がついておりません。(笑)

あと『イソバナ』というのも似ていますが、こちらは棒状にはなっておらず、うちわ状になって居ますが、ただ、この触手部分は、ムチヤギとそっくりの感じですね。

いずれにも、ハゼやエビなんかがついていたりしますが、それが共生なのか、寄生なのかよく解りません。
ポリプを食べられちゃうんだから、寄生かな? (^^;

なんか、動物に見えないし、食われちゃうし、切ないよなー。(^^;

ではまた。(^^)/~~~

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